米調査会社オートデータが1日発表した8月の米新車販売台数は前年同月比で21・0%の大幅減となる99万7468台で、昨年10月以来、10カ月ぶりに前年の実績を下回った。100万台を割り込むのは2カ月ぶり。
昨年8月は政府の低燃費車購入支援策で販売が急伸しており、反動が響いた。制度の恩恵を受けたトヨタ自動車など日本勢は軒並み30%超の大幅減。トヨタは市場シェアで再び3位に転落した。
ゼネラル・モーターズ(GM)が24・5%減。フォード・モーターは10・6%減。小型車の新車投入に出遅れて促進策の追い風を受けなかったクライスラーは6・9%増と日米メーカーで唯一、販売を伸ばした。
トヨタは34・1%の大幅減。カローラ、カムリ、プリウスなど促進策の恩恵を受けた主力モデルが大幅に落ち込んだ。ホンダは32・7%減、日産自動車も27・0%減と振るわなかった。
各社は依然として「需要は回復基調にある」(GM)と見込むが、全体の台数は前月比でも4・9%減。失業率の高止まりや住宅市場の冷え込みを背景に景気は減速を続けており、新車販売の行方にも不透明感が漂ってきた。
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